2011-03-31

うちの心臓くん

この春は、待ちに待っていたお楽しみがありました。




ほこりが目立つのはおいといて。
秋、葉っぱのあいだから小さいものが出てきました。
12月4日、明らかに小さい芽が。花芽だ~。



12月19日






12月28日




1月14日




そして2月。
ベナスタム・アルバム 3年ぶりの開花です!






ちなみに葉っぱ部分はこんなです。


葉が45度の角度!
やっぱりこれが元気で充実した株の証拠ですね。
ちなみに葉の数は5枚です。



うしろ頭はこんな感じ


ぺタルの先がやや黄色になり、くるんと後ろにそり返ります。
緑のスジが芸術品だ~。


リップが独特です。緑の血管♪



昨年の夏は猛暑でしたが、どの鉢も枯れることなく元気に夏を越しました。
部屋の南側の窓辺に置いて1枚レースのカーテンごし、水やりは毎日。窓は開けっぱなし。
3年たってちょうど開花サイズになったというのもあるでしょうが
やはり薄日がだらだらとあたるのがベストですね。
東の窓辺で午前中だけ日があたっていたときよりも
どれも生育がよかったです。

3月31日現在、今も開花中です。
そろそろ切ってやらねばね。






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 先月、父が亡くなりました。
12月に倒れ、ガンの宣告を受けたときは
体の4ヶ所に大きいガンが見つかり、どうしようもない状態でした。
そのまま入院し、医者からは3ヶ月から6ヶ月と言われましたが、
3ヶ月もちませんでした。

救急車で運ばれて即入院、告知、放射線、ホスピスへの転院・・・。
覚悟を決めてずっと父に付き添った母は、
あの2ヵ月半を、まるで夢のようだ、と言います。
我慢強い父でしたが、
私は今まで生きてきて、父が痛がる姿を初めて見ました。
父が泣く姿も・・・。

ずっと生きてるひとはいない。
いつかは別れが来ると覚悟めいた気持ちはなんとなくありましたが、
それが今とは考えもしなかったです・・・。

子として、親の最後を看取れたというのは本当に幸せなことだと思います。
それでも、お父さん、という呼びかけに二度とこたえてくれることはない、ということが
本当に寂しい。
連れ合いを亡くされた方が
「時間がたてば悲しみは薄れるというけど、そんなことはない。
 折にふれて思い出す。
 夜になると思い出す」と言われていました。
私も、それでいいと思っています。