2011-01-16

バラの法則

昨年5月、イタミ・ローズ・ガーデンへバラを見に行きまして。見るだけのつもりで行きまして。
色とりどりの花が豪勢に咲いているなかを浮かれ気分で歩いていたところ
遠くから目が惹きつけられてしまったバラがありました。

あれは…ニューウェーブとマダム高木のとなりにあるあのバラは。
いやいやいやいや今日は見るだけだしね。買わないようにする作戦もちゃんとあるし。

「あのーやっぱりこんな色のバラって育てるの難しいんですよね?」
スタッフさん「そんなことないですよ♪」(逆効果)

こんな感じで4番目のバラはうちにやってきました。
ハイブリッド・ティのシャトー・ミルティーユです。


春の写真(ナーセリーで咲かせた花)。
灰青色といわれる少しくすんだ色が印象的です。

そして11月に咲いた写真。




日にあたると紫色に見えます。
だんだん開いてきて…


これがクライマックス





私が色と共に惹かれたのはこの花のかたちでした。
なんでしょう。整えようとして最後の最後で乱れちゃったようなこの花型は。


最終形。









5番目のバラは、10月、相原バラ園からやってきました。


はじめての半つるバラ。ハイブリッド・パーペチュアルのエクレアルです。
しかし、さんざん悩んで次はコレを買おう、と決めていた候補がいくつもあったのに
なぜ3日前は名前さえ知らなかったバラを買ってしまうのだろう。


でかい…何度バッタンバッタンと倒したことか。
四季咲きは強くなく、鉢植えだと秋は咲かないかも、とのことなので、
一季咲きと割り切って育てることにします。



そして本日1月16日、バラの植替え決行。
おりしもこの冬一番の寒気到来。
通りかかった隣のおばさまに「なにもこんな日に」と言われながら
しかし今日を逃すといつになるか分からなので勢いでやっていきます。

まずはエクレアル。さすが定評のあるナーセリーの苗です。
鉢の底からすばらしい根っこがあふれ出ていて、
もう少しで地面に根をおろすところでした。危ない。
なかなか鉢から抜けなくてねぇ…。



抜けた。





ほれぼれするほどの根っこだなあ。
とりあえず底の根はスコップでざっくりと取りのぞき、あとは空手チョップで土を大雑把に落として
植替え完了。


次は油断して花壇に根をおろさせてしまったオールドローズのエリザ・ボエル。
思ったよりも深く根付いてました。
どうせ根は整理するんだからと、ブチブチとちぎりまくって掘り起こし。


根っこ成長しすぎ。鉢から抜くのにどんだけ大変だったか。


抜けた。




あとは足蹴にして土を大雑把に落として植替え完了。


しかしこれを鉢から引き抜くのが大変だったのは、タンポポ系の雑草が
鉢に生えてたからなんですね。右の根っこがそうです。なんて立派な根っこだ。
今後は雑草は速攻で引き抜くぞ。




それにしても、イタミ・ローズ・ガーデンのスタッフさんが言ってました。
「バラってすぐ増えるよ♪」
そうですね。春には新苗が3本やってくる…。



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年末から状況が変わりました。
このブログの更新も、1月以上間があくか、短い間隔で1行更新になるか分かりませんが、
できるだけ続けていきたいと思っています。
福はいらない。
奇跡が来い。