広島県の三段峡へ行ってきました。
テキトウ図
広島市内のバスセンターから、朝6時10分発の路線バスに乗って2時間。
車中で朝ご飯のおにぎりを食べ、終点の三段峡で下車。
もっと後の紅葉シーズンがベストなのですが、そのときは人も多かろうということで
すこし早めに秋の峡谷を満喫です。
8時25分、三段峡正面口を出発。
のっけから、この水の色ですよ。
エメラルドグリーン。しかも底まで透明。
姉妹滝
柴木川にそって遊歩道が整備されているので歩きやすいです。
いい天気ですが、まだ少し寒い。歩いていると手がかじかむ…。
9時11分、黒渕に到着。
ここから渡し舟で向こう岸の黒渕荘へ渡ることができます。片道300円。
いいねえいいねえこういうの。棒を引っぱってみたかったですが。
ここに着いたとき、船は7人のお客を乗せて岸を離れた後だったのですが、
私を見てUターンして戻ってきてくれたのでした。わーありがとうございます。
このあたりの川は流れもゆっくり。断崖の間を、船もゆっくりと進んでいきます。
土砂が流れてきて浅瀬になってしまうので、掘って土砂を脇に寄せてるんですー(写真右下の砂利)という話も聞きながら、約5分で黒渕荘に到着です。
戻ってゆく渡し舟
黒渕荘でしばし休憩。お茶は無料サービスです。
いも餅150円はおいしいよ。
ここから3km先の水梨口をめざします。
太陽もあたるようになって、半そでで歩くのにちょうどいい気候。
なのになかなか人に会いません! 紅葉時期はここも人であふれるのでしょうか。
柵がないところもあるので、よそ見は危険。
10時28分、水梨口に到着。
三段峡入口からここへはマイクロバスが走ってます。紅葉の時期は増便されるらしいですが、今の時期は1往復のみ。
バスや車で来て、ここから秘境の二段滝や三段滝へ向かう人も多いです。
まず二段滝へ。
10時57分、猿飛渡船場へ到着。受付の男性に400円払います。
たしかご夫婦で経営されているのだったかと。
この張られたロープをたぐりながら舟は進んでいきます。
断崖が迫る細い岩間。
太陽の光も差し込まない暗く静かな水面を、舟はゆっくり進みます。
これは、かなり体力仕事だろうなー。
5分後、目の前がひらけ、水の音とともに、かすかに顔にしぶきがあたる。
二段滝に到着。
ぐるりと開けた場所にありますが、なるほど秘境。さっきの船に乗らなければここには来られません。
滝は以前は二段だったのですが、昭和63年の集中豪雨で一段目の岩がはぎ取られたそうです。
10分後、新しいお客を乗せて戻ってきた舟で引き返します。
天を向いて撮影。
ここを猿が 飛び交っていたことからつけられたのが「猿飛」
三段滝へ向かう前に、すこし引き返して葭ケ原にあるトイレへ。
そ、そうなんだ…。
葭ケ原の広場で昼食のおにぎりとチョコレートを食べて、最後の目的地へ向かいます。
12時22分、三段滝に到着。
紅葉時はきれいだろうなあ。
さて、水梨口から14時に出るマイクロバスに乗って入口に戻ってもいいんですが
体育の日ですし。歩くことにします。
(駅がありし日の名残。いまは廃線)
赤目四十八滝の岩は黒かったですが、ここは白くてまぶしいです。
14時48分、正面口に到着。
26,803歩。歩いたぞー。
白×うす緑色の組み合わせは絶品。